管理栄養士でフーズ&ヘルス研究所の幕内秀夫先生の講演を聴きました。
この50年で、日本人がお米を食べる量は半分に減っていて、とくに若い女性がパン食になっていることが大きいそうです。
そして、20代、30代の女性に乳癌が増えているのは、お米を食べなくなっていることも関係しているのではと先生はおっしゃっていました。
パンにはマーガリンを塗るし、サラダにはドレッシングをかけるし、目玉焼き、コーヒーにミルク、デザートにヨーグルトというように、若い女性の朝食は脂や砂糖絡みのものになってきています。
ランチも、男性のカツドンやラーメン大盛りは迫力があって続きませんが、ピザやパスタ、サンドイッチは毎日誘われても大丈夫という人もいらっしゃるでしょう。
パンにはほうれん草のおひたしや魚の塩焼きは合わないので、バター炒めやマリネになってしまいます。
おやつに饅頭や羊羹のように、砂糖だけのものはそんなには食べられませんが、ケーキやチョコレートのように脂が入ったものはいくらでも食べられるという人もいらっしゃるでしょう。
「大食い選手権は、お握りではたくさん食べられないからやらないという話も納得です。
清涼飲料水も固形物とは違って摂取しやすいけれど、糖分が多いです。
日本酒や焼酎のおつまみは冷ややっこ、枝豆、焼き魚、刺身ですが、ワインだとチーズやチョコレートになります。ビールも焼き蕎麦、餃子、唐揚げのように脂を多く使うものになります。
日本人が昔から食べていた、ご飯、味噌汁、漬物(野菜)、海苔(海草)、煮豆(納豆)、佃煮などの朝食を含め、二食はお米を食べるのが健康によい、と先生はおっしゃっていました。
ご飯と味噌汁が基本ですが、母と妹がパン食なので、サラダも食べます。ドレッシングはやめたほうがいいかな!
洋食のときも、ご飯を選べるときはもちろんご飯です。
何かにチーズが入っているのはいいのですが、チーズだけまるかじりというのは苦手です。ワインやカクテルに枝豆でもかまいません。