愛知県・名古屋・中川区のはり灸マッサージ治療院、ひらせ鍼灸院

ワクチンの種類に関わらず、接種券が届いたら早く注射を


新型コロナウイルスは、変異するごとに重症化は少なくなっているようですが、間違いなく感染力は強くなっていると思います。コロナウイルスたちは、天然痘のように根絶されたくないので、必死になって子孫を増やそうとしているのでしょう。



デマにご注意を

ワクチン接種について、患者さんと話題になっている内容です。

コロナワクチンを接種されるとマイクロチップを埋め込まれて監視されるようになる

筋肉注射されたマイクロチップは、体の内部に定着するかどうか不明ですし、定着した場所が分からなければ、チップから情報を取り出すこともできません。

ワクチンを接種されると五年後に死ぬ

新型コロナウイルスが初めて確認されたのは2019年11月。

新型コロナウイルスのワクチンが報告と同時に開発されていたとしても、このコラムを書き始めた2022年2月、まだ2年2か月しか経っていませんし、2023年10月になっても、コロナワクチンを接種した人が大勢お亡くなりになったという話は耳にしていません。

中日ドラゴンズの木下雄介投手が、2021年6月28日に、他の球団選手とともにコロナワクチン接種をし、7月6日に練習中に倒れ、8月3日に死亡しています。しかし、家族の希望で、死因は明かされていません。

ワクチン接種後、頻度としてはごく稀ですが、心筋炎や心膜炎になったという報告もあります。ワクチン接種後に心筋炎や心不全が疑われた報告の頻度やその重症度、突然死の報告頻度よりも、新型コロナウイルスに感染した場合のそれらの発症頻度は高く、重症です。

木下投手は、ワクチン接種後も激しい練習をしていたという話を、マスコミに知り合いがいるという複数の患者さんからお聞きしていますので、ワクチンの副反応が通常よりも強く出た可能性も否定はできません。



三回目はファイザー、モデルナどちらのワクチンを接種したほうがいいか?

等々さまざまな情報や意見がありますが、私は、ファイザーでもモデルナでも、接種券が届いたら、できるだけ早く予約し、接種を受けたほうがいいと思います。

近隣の内科医院でも、ファイザーワクチンが入りにくく、接種予約を一時中止したり、モデルナワクチンの接種をしている所があります。

私は鍼灸師優先枠で、三回ともモデルナワクチンの接種を受けました。15分または30分の待機は医院の待合室では密になることがありますが、大規模接種会場は待機場所も広く、安心でした。

四〜七回目はかかりつけ医でファイザーワクチンの接種を受けましたが、インフルエンザのように待合室のイスに座れないほど患者さんでいっぱいということはなくなっています。

副反応は、ファイザーでもモデルナでも強く出る人は出るし、まったく出なかったとおっしゃっていた患者さんもいらっしゃいます。

私の場合は、1回目は当日腕の脱力感があり、一週間後にモデルナアームといって、接種部位がかゆくなりました。二回目は接種翌日にインフルエンザにかかったときのように節々が重く、腰痛が半日続きました。三回目は、二回目と同じ症状が夕方まで続きました。四回目以降はファイザーワクチンということもあるのかもしれませんが、患部が少し痛むくらいで、発熱もありません。個人差もあると思いますが、副反応が強く、三回目までしか受けていないという患者さんが私の所では多いです。



後遺症について

「新型コロナ後遺症外来に行って、味覚症状はなくなっても、倦怠感や集中力が続いている。しかし、鍼灸治療で通常の生活や仕事ができるようになった」とお喜びいただいています。

新型コロナウイルス感染症が5類になって、「家族が陽性になったから多分私も感染していると思う。お医者さんに行っても何もしてもらえないから、常備薬を飲んでやり過ごそうと思うけど、どうでしょうか?」というご相談を頂ました。

私のところにいらっしゃる頭痛持ちの患者さんの中には、ボルタレンやロキソニンを常備されている方がいらっしゃいます。しかし、これらのお薬は、インフルエンザに対してはインフルエンザ脳症やライ症候群、コロナに対しては胃潰瘍や腎機能に影響を及ぼすことがあるそうです。

さらに、コロナの症状は軽くても、上に書いた倦怠感や集中力低下に加え、女性ではなぜか甲状腺ホルモンのバランスを崩されている方が多いです。

いずれもお医者さんで適切な診断を受け、お薬を処方していただき、鍼灸治療を併用していただくことで、長く後遺症に苦しまずにすむと思います。

ホルモンのバランスを崩されていた患者さんたちも全員、お薬と鍼灸治療の併用で、正常値に戻り、現在は三カ月ごとの経過観察の通院になったとお喜び頂いています。



鍼灸の免疫力活性化がコロナの予防にお役に立てば幸いです

鍼灸治療は免疫力を高めることが証明されています。

免疫系は、私たちの体を守るために恒常的に働く防御系として存在しています。鍼灸治療により、白血球が増え、生体防御機能が高まり、身体全体の免疫機能が活性化すると言われています。

私も母も七回目のワクチン接種を終えましたので、私たちが感染源になるリスクは低くなったと思います。しかし、安心はできません。

当院がクラスターにならないように、患者さんごとにシーツやマクラカバーを交換し、患者さんが触れられるドアノブや衣類かごなども消毒しています。

また、私自身も定期的に、免疫力を維持向上する経穴(ツボ)に、鍼灸治療をしたり、毎朝50分、雨天以外はウォーキングしています。

オミクロン株の出現により、もういつどこでだれが感染しても不思議ではないようになりました。鍼灸治療が、皆様の免疫力活性化のお役に立てば幸いです。


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